予診票をお持ちの上、受診してください。

予防接種

高齢者用肺炎球菌予防接種(一部自己負担あり)

対象者

以下の(1)または(2)に該当し、過去に肺炎球菌ワクチン(23価)を接種したことがない方。
※ただし、可能な限り接種歴を確認した上でも接種歴を明確に確認できなかった場合は、副反応等のリスクについて十分理解した上で、本人の同意が得られた場合のみ定期接種として接種を行っても差し支えありません。

(1) 令和2年度対象者は以下の生年月日の方です。

1) 令和2年度対象者

令和2年度(2020年度)対象者
※誕生日を迎える前でも、接種期間内に接種できます。
65歳になる方  昭和30年4月2日 ~ 昭和31年4月1日生まれの方
70歳になる方  昭和25年4月2日 ~ 昭和26年4月1日生まれの方
75歳になる方  昭和20年4月2日 ~ 昭和21年4月1日生まれの方
80歳になる方  昭和15年4月2日 ~ 昭和16年4月1日生まれの方
85歳になる方  昭和10年4月2日 ~ 昭和11年4月1日生まれの方
90歳になる方  昭和 5年4月2日 ~ 昭和 6年4月1日生まれの方
95歳になる方  大正14年4月2日 ~ 大正15年4月1日生まれの方
100歳になる方  大正 9年4月2日 ~ 大正10年4月1日生まれの方

2) 接種日現在60歳以上65歳未満で心臓、腎臓、呼吸器、免疫機能に重度の障害(身体障害者手帳1級程度)がある方

(接種期間は、対象年度の初めから終わり(4月1日から翌年3月31日)まで)

(2)自己負担金額

 4,000円(ただし、生活保護受給世帯等は無料)

大人の風しん抗体検査と風しん予防接種

先天性風しん症候群の発生を防止するため妊娠前の女性や家族は、事前に風しんに対する免疫力を調べ(抗体検査)、予防接種を受けると安心です。

<風しん抗体検査>

【対象者】

区内在住の次のいずれかに該当する方で過去に風しん抗体検査を受けたことがない方
(1)19歳以上の妊娠を予定又は希望している女性(妊婦は除く。)
(2)(1)の女性の配偶者又はパートナー
(3)風しん抗体価が低い妊婦の配偶者又はパートナー
※ただし、風しんの確定診断を受けたことがある方、風しん(MR含む)ワクチンを接種した方は対象外です。

【回数】1回

【検査費用】無料

<風しん予防接種>

【対象者】

区内在住の上記(1)~(3)のいずれかに該当する方で、風しん抗体検査(妊婦検査を含む)で風しん抗体価が低い方
※ただし、接種日現在、妊娠している方、風しんの確定診断を受けたことがある方、風しんワクチン(MR(麻しん・風しん混合)ワクチンを含む)を2回以上接種した方は接種できません

【接種回数】1回

【接種費用】

風しん単体ワクチン3,140円、MR(麻しん風しん混合)ワクチン5,210円

※生活保護世帯等の方は、申請により無料になります。

予防接種

インフルエンザ予防接種

毎年10月1日から翌年1月31日まで実施

65歳以上の方と60歳~64歳で下記の障害がある方

【対象】

新宿区および中野区在住で、(1)接種日現在65歳以上の方、(2)接種日現在60歳~64歳で心臓・腎臓・呼吸器・免疫機能に重度の障害があり、接種を希望する方(身体障害者手帳1級程度)

【接種回数】1 回

【費用】2,500円(75歳以上の方と生活保護受給世帯等の方は無料)

65歳未満の方

【対象】

新宿区および中野区在住で、平成27年10月1日現在、(3)13歳以上65歳未満で生活保護受給世帯等の方、(4)13歳未満の方

【接種回数】接種日現在、13歳未満の方は2回、13歳以上の方は1回

【費用】

上記対象の(3)の方…無料 上記対象の(4)の方…接種1回1,700円

区の予診票のない方・・・接種1回4,000円

>>インフルエンザ予防接種につて

子宮頸癌予防ワクチン

子宮頸癌は予防できる!

子宮頸癌予防

子宮頸癌予防(HPV)ワクチン
子宮頸癌予防ワクチンは、発癌性HPVの中でも特に子宮頸癌の原因として最も多く報告されているHPV16型と18型の感染を防ぐワクチンで、海外ではすでに100カ国以上で使用されています。
感染を防ぐために3回のワクチン接種で、発癌性HPVの感染から長期にわたってからだを守ることが可能です。

子宮頸癌の原因とは
発癌性のヒトパピローマウイルス(以下HPV:human papillomavirus)感染が子宮頸癌の発症に深く関与していることが明らかにされています。
子宮頸癌は、20代から30代の女性で発症率第1位の癌です。 この子宮頸癌の原因は、ほぼ100%がヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染です。多くの場合、性交渉によって感染すると考えられていて、発癌性HPVは、すべての女性の約80%が一生に一度は感染していると報告があるほどとてもありふれたウイルスです。このため、性交渉のあるすべての女性が子宮頸癌になる可能性を持っています。しかし発癌性HPVに感染しても、ほとんどの場合感染は一過性で、ウイルスは自然に体の外へ排除されてしまいます。しかしウイルスが排除されずに長期間感染が続くと、ごく一部のケ-スで子宮頸部上皮内腫瘍(CIN:cervical intraepithelial neoplasma)となりさらにその一部が約10年の期間をかけて浸潤癌になると考えられます。

子宮頸部

発癌性HPV16型と18型
20代、30代の子宮頸癌患者では、HPV16型および18型の検出率が圧倒的に高くなっています。 日本人の子宮頸癌患者から検出される発癌性HPVの遺伝子型は、海外の傾向とは異なり年代によって特徴があることが報告されています。全体をまとめるとHPV16型・18型の占める割合は60%ほどですが、20代、30代ではHPV18型の占める割合が高く、16型と併せると約80%になります。 子宮頸癌の発症は若年化の傾向にありますが、若年層においてはHPV16型や18型が子宮頸癌発症に大きく関わっていると考えられます。

子宮頸がん予防ワクチン (サーバリックスとガーダシルとの違い)
子宮頸癌予防ワクチンは1~2回の接種では十分な抗体ができないため、半年の間に3回の接種(初回・1ヶ月後あるいは2ヶ月後・初回から6ヶ月後)が必要です。しかし、接種期間の途中で妊娠した際には、その後の接種は見合わせることとされています。
*感染を防ぐために3回のワクチン接種で、発癌性HPVの感染から長期にわたってからだを守ることが可能です。
子宮頸癌を予防するためには、定期的な子宮癌検診の受診が効果的です。

サーバリックスガーダシル

ガーダシルとサーバリックスの違い
2種類のワクチンから自由に選択できます
子宮頸がんワクチンは。「サーバリックス」と「ガーダシル」の2種類から、ご希望のワクチンを選択できます。
どちらのワクチンも公費で接種できますが、どちらかのワクチンを接種すると、途中から他方のワクチンに変更することはできません。

サーバリックス ガーダシル
薬品名 組換え沈降2価ヒトパピローマ
ウイルス様粒子ワクチン
(イラクサギンウワバ由来)
組換え沈降4価ヒトパピローマ
ウイルス様粒子ワクチン
(酵母由来)
国内発売 2009年12月 2011年8月
予防できる
HPVの型
HPV16型・18型
(高リスク型)
HPV16型・18型
(高リスク型)
HPV6型・11型
(低リスク型)
効能・効果 ヒトパピローマウイルス16,18型感染に起因する以下の疾患の予防
・子宮頸癌(扁平上皮癌、腺癌)
・その前駆病変
子宮頚部上皮内腫瘍
ヒトパピローマウイルス6,11,16,18型感染に起因する以下の疾患の予防
・子宮頸癌(扁平上皮癌、腺癌)
・その前駆病変
子宮頚部上皮内腫瘍
上皮内腺癌
・外陰上皮内腫瘍
・膣上皮内腫瘍
・尖圭コンジローマ
接種回数 3回接種(筋肉内に注射)
(1)初回・・10歳以上の女性
(2)初回の1ヶ月後
(3)初回の6ヶ月後
3回接種(筋肉内に注射)
(1)初回・・9歳以上の女性
(2)初回の2ヶ月後
(3)初回の6ヶ月後

HPVの型
HPV(ヒトパピローマウイルス)は子宮頸がんや尖圭コンジローマの原因ウイルスであることが知られています。HPVウイルスには多数の型があり、最近は子宮頸がんの原因になる10数種類を「高リスク型」、尖圭コンジローマなどの原因になる型を「低リスク型」と分類する場合もあります。
「高リスク型」のHPV16,18型はどちらのワクチンでも予防できます。
「低リスク型」のHPV6,11型はガーダシルは予防できますが、サーバリックスでは予防できません。

予防効果の持続期間
サーバリックスもガーダシルも子宮頸がんの予防効果があります。その効果がいつまで長続きするのかは両ワクチンとも判っていません。
現時点では、サーバリックスは約8.4年間、ガーダシルは約4年間という持続期間が報告されています。

費用のご案内
●HPVワクチン接種の対象者
10歳以上の女性
●HPVワクチン接種の方法
半年間で3回のワクチン接種を行います。
(初回、初回から1カ月後、初回から6カ月後)
●ワクチン接種の費用(税込)
初 回:23,000円
2回目:17,500円
3回目:17,500円
合 計:58,000円

注)HPVワクチン接種は医師が接種を可能とした方となります。
妊娠している可能性のある方・妊婦・授乳中の方などは接種できません。

新宿区在住の方
接種対象となる「中学校1年生から高校1年生相当年齢の方への予防接種予診票は、個別に送付されます。

接種方法
区から送付された予防接種予診票を区の指定医療機関へ持参し、接種を受けてください。
接種を希望する医療機関へ事前に電話予約をお願いします。

接種料
新宿区の予診票を持参された方は自己負担なしです。
区の指定医療機関以外で接種した費用は全額自己負担となります。

帯状疱疹ワクチン

ワクチン接種は法で定められた予防接種ではないため、保険の適用がなく、自費となっています。

20163月から、現在まで水疱瘡(水ぼうそう)の予防の目的で使われていた乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」というワクチンが、50歳以上の方に限って、帯状疱疹の予防にも使えることとなりました。

帯状疱疹の予防に、水ぼうそうのワクチンが効果を発揮する理由は、原因となるウイルスが同じだからです。

高齢者では帯状疱疹を発症すると、「帯状疱疹後神経痛」という後遺症が長く続くことがありますから、ワクチン接種にはメリットがあるものと考えられます。

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