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ニキビ

ニキビとは吹き出物とも呼ばれ、毛穴にばい菌(アクネ桿菌) が入って炎症をおこした状態の病気です。

毛穴から皮脂がたくさん分泌されるためにでき、皮脂腺の多い顔、背中、前胸部などによくみられます。ニキビは毛穴の出口が硬くなり、中に脂のかすがたまってできる面ぽうがもとになってできます。出口が閉じている面ぽうが白ニキビ、出口が開いて中央が黒くみえる面ぽうが黒ニキビです。

ニキビ治療

>>皮膚の構造と役割 ニキビとの関係について

帯状疱疹

水痘・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる皮膚へのウイルス感染症です。ウイルスは水ぼうそうが治った後にも、症状はないものの、神経の細胞に住み続けています。なんらかの原因で免疫力が低下したときに、ウイルスが増殖し、神経の支配領域にある皮膚に水疱をつくり症状がでてきます。

症状
神経の走行に沿って帯状に赤い発疹と水ぶくれが出現し、痛みやかゆみが現れます。発疹や水ぶくれは左右どちらかの半身に出現するのが特徴です。水ぶくれは破れてびらんとなり、かさぶたを付着するようになって治ります。皮膚病変の軽快とともに痛みは軽減しますが、皮膚病変が治ったあとにも神経の痛みが残ることもあり、帯状疱疹後神経痛とばれます。

口唇ヘルペス

単純ヘルペスウイルスが皮膚に感染することが原因で引き起こされます。一度感染すると口唇の周りの神経細胞の中に隠れ潜み、ウイルスが神経細胞の中でじっと潜伏している間は、ヘルペスの症状は出てきません。ところが、 風邪、過度の紫外線、疲労、ストレス、疲労、胃腸障害など体の免疫力の低下が誘引となり発症します。

症状
口唇の周りに、チクチク、ムズムズなどの違和感がでてきて、皮膚が赤くはれてきます。その後に水ぶくれができて、数日でかさぶたになって乾いて治ります。細菌感染が起きなければ、ほとんどがあとを残すことはありません。

治療
治療はウイルスの増殖をおさえる抗ウイルス薬の内服が中心になります。早くに治療を開始すれば、より早く症状が治まります。症状が軽い場合は飲み薬は使用せず、抗ウイルス薬の塗り薬で治療することもあります。抗ウイルス薬を1日に2回(朝・夕食後)5日間内服します。痛みが強い場合は鎮痛剤の内服をすることもあります。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の原因は、ダニやハウスダストや食べ物などに対するアレルギーが関係しています。アレルギー以外にも、生活習慣・ストレスなど様々な要因があります。
正確な原因はいまだに特定されてはいません。

症状
皮膚のかゆみと湿疹です。皮膚が乾燥→アレルゲンが侵入しやすくなる→皮膚にかゆみを感じてかく→炎症がひどくなる→角質の水分がさらに失われて乾燥するというかゆみを生じる悪循環に陥ってしまい、病状を悪化させてしまいます。また、年齢によって,皮膚の炎症をおこす場所と症状が変わるのが特徴です。

治療
塗り薬は、ステロイドを使用するのが一般的です。ステロイド以外にも免疫調整剤であるタクロリムスの外用(プロトピック)があり、特に顔面、頸部の症状に有用性が認められています。
内服は、強いかゆみを抑えるために使用することがあります。抗アレルギー剤 、抗ヒスタミン剤をかゆみ止めの飲み薬、睡眠導入剤を夜かゆくて寝られない(夜中に体をかきむしってしまう)場合に用います。他の飲み薬としては、漢方薬を用いることもあります。

いぼ

液体窒素治療、漢方薬での内服治療やぬり薬によるいぼ治療をおこなっています。

いぼの原因
「イボ」はヒトパピローマウイルス(Human papillomavirus、HPV)が皮膚粘膜に感染して生じる良性腫瘍です。

いぼ治療の基本は、ヨクイニンなどの漢方内服と液体窒素療法をしっかり行って、いぼに対する局所免疫反応を起こさせることです。

冷凍凝固法・凍結治療
凍結治療とは

病変組織を凍結し、細胞を破壊することで、標的部位を自然に脱落させる治療方法です。凍結→融解→凍結サイクルにより、病変組織へ働きかけます。
液体窒素をいぼにあてて凍らせる治療法です。
この治療を1週間おきに繰り返します。
いぼがだんだん小さくなるか、かさぶた状に黒くなってとれていきます。
いぼの大きさやできている部位により治療回数は異なります。
顔やくびなどにできたいぼは1~数回で取れることが多いですが、足の裏や手のひらなど角質が厚い部分にできたいぼは治療回数が多くなる傾向があります。
超低温で凍らせますので痛みを伴いますが、いぼの治療法として保険適応も有り、最も安全で効果的な方法です。

・脂漏性角化症(老人性色素斑、老人性イボ)
おもに顔面に生じる表面がざらざらとしたボタン状に突出したシミ状の腫瘤です。色調は正常皮膚色~褐色・黒色で皮膚の老化現象の一種と考えられています。悪性が疑われる場合は生検することもあります。治療は液体窒素凝固療法などを行います。
老人性色素斑は、脂漏性角化症の扁平タイプのシミとも考えられています。

ヨクイニン内服(漢方薬)
ヨクイニンはハトムギから調製・抽出されたエキスを成分とする漢方薬で、いぼ・みずいぼ・にきびや肌あれなどにも広く使用されています。
免疫反応を活性化することにより、いぼを消退させる効果があると考えられています。

当院では 良性皮膚病変の局所凍結治療器「クライオプロープ(CryoProbe®)」 を使用し、イボ ・しみの治療を行っております。

 

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