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| 慢性閉塞性肺疾患:COPD |
| アレルギー性鼻炎・結膜炎(花粉症) |
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風邪

聴診器

細菌やウィルスが鼻、喉、気管支に侵入してくることによって感染し炎症を起こすものです。誘引は乾燥、気温の変化などの他疲労や睡眠不足などの体調不良が原因となり得ます。

インフルエンザ

当クリニックではインフルエンザワクチンの予防接種は予約制ではありませんので受付時間内にご来院下さい。
症状は高熱(38~40度)、頭痛、咽頭痛、関節痛、鼻水、全身倦怠感などがあります。下痢など消化器症状が出ることもあります。感染力が強く毎年12月から3月中旬まで流行します。
子供と高齢者が感染しやすく高齢者が感染すると肺炎を合併したりと重症化することがありますので注意が必要です。

インフルエンザの検査
鼻腔あるいは咽頭ぬぐい液を採取して10分程度で結果が出る迅速キットにて検査します。
検査の結果、陽性の場合はインフルエンザに罹患していることに間違いはありませんが、特に発症後1日以内だとインフルエンザに罹患していても陰性と出る可能性があります。

インフルエンザ検査

慢性閉塞性肺疾患:
COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease)

近年、世界的に患者数の増加が問題とされ、現在、世界の死亡原因の第4位にランクされ非常に注目されるようになってきました。
タバコなど有害なガス・粒子を吸うことで肺に制限が起こる病気です。タバコと関連して生じる生活習慣病と言えます。
多くは40歳以上で発症し、60~70歳代と高齢になるほど、咳、痰、息切れなど、はっきりした症状を示すようになります。
重症化すれば、身のまわりのことをするにも息切れが強くなり、生活に非常に深刻な不自由をきたす病気です。
COPDの診断の決め手はスパイロメーター検査です。自分の肺の健康状態が、同年代の人と比べどの程度であるのかを把握するため「肺年齢」を測定します。

スパイロメータ
スパイロメータ

 

アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎(花粉症)

花粉症治療については、花粉症詳細ページをご覧ください。

熱中症

熱中症は予防が大切です!

雲

熱中症は気温だけでなく、体調や暑さに対する慣れなどが影響して起こります。気温がそれほど高くない日でも、湿度が高い、風が弱いような日、体が暑さに慣れていない時は注意が必要です。

熱中症にならない工夫

気温が高い(28度以上)時、湿度が高い(70%以上)時
エアコンと扇風機の併用
エアコンがない場合は近所の公共施設を利用して数時間涼む
日中シャワーを浴びる

服装
風を通すことを考慮して綿や麻の素材の服を着る
シャツの袖はズボンやスカートの外に出す

直射日光をさける
直射日光に当たるとすぐに体温が上がります。帽子や日傘を使用する
日陰を歩く

熱中症予防の体づくり

水分の補給
水分が不足すると体温調節機能や血流が低下します。喉が渇く前にこまめに水分補給を。
普段は水やお茶で十分ですがスポーツをして汗をかいた時は塩分や糖分の入ったスポーツ飲料をお勧めします。

体調を整える
タンパク質や脂肪を多く含むものを摂取しましょう。
豚肉、うなぎなどはタンパク質や脂肪、ビタミンが豊富ですし、果物、野菜はビタミンCが、牛乳などは少量でもエネルギーが取れます。

暑さになれる
体が暑さに慣れていないために熱中症を起こしやすくなります。本格的な暑さが来る前にウオーキングなどで運動して汗をかきやすい暑さに強い体を作りましょう。

高齢者の注意点

高齢者は温度に対する感覚が弱くなっているため室内でも熱中症にかかることがあります。
・喉が渇かなくても水分補給を
・部屋の温度をこまめに測る

幼児は特に注意

 幼児は体温調節機能がまだ十分発達していないため特に注意が必要です。
晴れた日には、地面に近いほど気温が高くなるため幼児は大人以上に暑い環境にいます。

熱中症に注意

次のような症状があったら熱中症を疑ってください。

軽症 めまい、たちくらみ、筋肉痛、汗が止まらない
中等度 頭痛、吐き気、倦怠感、虚脱感
重症 意識がない、けいれん、高体温、呼びかけに反応しない、歩行困難

 

熱中症の応急処置

・涼しい場所に移動する
・水を飲ませる
・衣服をゆるめて体を楽にする
・体を冷やす(首の左右、脇の下、足の付根の脈の触れるところを冷やす)

頭痛

片頭痛

頭痛

何らかの理由で脳の血管が急激に拡張して起きるのが「片頭痛」です。
脳の血管が拡張することで、周囲の三叉神経を刺激し、刺激で発生する炎症物質がさらに血管を拡張して「片頭痛」を発症します。

「片頭痛」が起こる直前には肩こりが出ることもあり、こめかみから目のあたりがズキンズキンと心臓の拍動に合わせるように痛みます。
頭の片側だけが痛いとは限らず両側が痛むこともあり、日常生活に支障が出ることもある発作性の頭痛です。
ストレスから解放されたときに急に血管が拡張することがあり、仕事のない週末などに「片頭痛」が起こりやすくなります。
頭痛発作は4~72時間程度続いて、自然に回復します。

「片頭痛」の特徴は体を動かして頭の位置を変えると痛みが増幅することです。そのほか、寝過ぎ、寝不足、女性ホルモンの変動、空腹、疲労、におい、気圧や温度変化、光や音の強い刺激なども、「片頭痛」の誘因とされています。また頭痛以外に吐き気、嘔吐、下痢などの随伴症状があります。
いったん痛み出すと2~3日間は続き、1ヶ月に1、2度、多い人では1週間に1回と周期的に頭痛を繰り返します。睡眠で改善する傾向もあります。
チョコレート、チーズ、ハム、ヨーグルト、赤ワインなど片頭痛を誘発するといわれる食品の摂り過ぎには注意しましょう。

緊張性頭痛

「緊張型頭痛」は、頭の横の筋肉や、肩や首の筋肉が緊張することで起きます。
筋肉の緊張で血流が悪くなった結果、筋肉内に老廃物がたまり、その周囲の神経が刺激されて起きる痛みです。
症状は、後頭部中心の鈍痛が主体で、片頭痛と異なり、発作として感じることはありません。
午後から夕方にかけて、目の疲れや倦怠感などとともに痛みが現れやすく、後頭部から首筋を中心に頭全体がギューッとしめつけられるように痛みます。
「緊張型頭痛」を引き起こす原因は、精神的・身体的ストレスであることが多く、長時間同じ姿勢をとり続けている人に起こりやすい病気です。また、筋肉の緊張ではなく、うつ病など心の病気が原因となる「緊張型頭痛」もあり、また「片頭痛」を併せ持つ人もいます。
簡単なストレッチをこまめに行い、首や肩の筋肉の緊張をほぐしましょう。
高すぎる枕、柔らかい枕は首の負担になり、知らず知らずのうちに筋肉を緊張させるため高すぎず、柔らかすぎない自分に合った枕を選ぶことで予防ができます。

群発頭痛

群発頭痛は一次性頭痛(「頭痛もちの頭痛」)のなかで一番痛い頭痛です。
半年から2-3年ごとに起こり、一度起こるとしばらくの間(1ヶ月から2ヶ月)毎日続きます。群発頭痛という病名は、ある期間に集中して頭痛が起こるところからつけられました。頭痛が毎日起こる時期(群発期)以外には頭痛は起こりません。
頭痛は1日に1-2回起こることが多く、特に就寝後1-2時間後の夜間の決まった時刻に起こることが特徴です(約6割の頭痛が夜間に起こります)。
群発頭痛は、眼窩(がんか)周辺から側頭部にかけて、短時間のキリキリと突き刺すような激しい痛みが起こります。頭痛は一側性で、頭痛と同側の眼球結膜充血、流涙、鼻汁、鼻閉等の自律神経症状を伴います。眼の後ろ側を通っている内頸動脈が拡張して炎症を引き起こすため、目の奥が痛むことが多いといわれています。
その痛みは激しい痛みで、15分から3時間持続します。
群発頭痛は、20~40歳代の男性に発症することが多く男性(男女比は5:1)に多いとされています。
飲酒が発作を誘発することが多いため、発作期間中は禁酒するよう指導が必要です。

血管障害性頭痛

クモ膜下出血や脳内出血、脳梗塞などの脳血管障害に伴う頭痛を総称してこう呼びます。血管障害性頭痛では多くの場合、意識障害や麻痺など、頭痛以外の症状を伴うため、これらの症状が見られた場合はすみやかな受診をお勧めします。

頭痛薬の飲みすぎには要注意!薬が頭痛を引き起こす原因になる!

頭痛薬を長期的に服用していると、体が薬に慣れてしまって、効きが悪くなることがあります。
薬が効かないから・・・と、何度も薬を服用する人や、薬の効果が切れるたびに服用をしている人もいますが、これはとても危険です。
頭痛薬を服用しすぎると「薬剤誘発性頭痛」という違う種類の頭痛を引き起こす可能性があります。
あくまでも薬による治療は一時的な改善策。
「症状が軽くならないから」と言って何度も服用するのではなく、痛みが治まっているうちに生活習慣の改善や、頭痛の根本的な原因を改善することで、最終的に薬を服用しなくても頭痛の症状が治まることを目標としてください。

認知症

認知症とは、単なる物忘れのような病気ではありません。症状には様々なものがあり、大まかに中核症状と周辺症状の2つに分類できます。

認知症

現れる主な症状
<中核症状>

  • 物忘れが激しい、新しいことが覚えられない
  • 時間が分からなかったり、いまいる場所が分からない
  • 計画的な段取りが立てられない
  • 洋服の着方が分からない

<周辺症状>

  • 暴言を吐いたり、興奮して叫び声を出すなど、攻撃性が強い
  • 何に対しても拒絶反応を示し、入浴や着衣も拒否する
  • 徘徊や常に同じことを繰り返してしまう
  • 過食や拒食
  • 被害妄想や嫉妬心が強い
  • 幻覚や幻聴がある
  • 活力や食欲が低下し、ネガティヴになる
  • 不眠や睡眠時に異常行動をするなどの睡眠障害

認知症には主に4つのタイプがあります。

  1. アルツハイマー型
  2. 脳血管型
  3. レビー小型
  4. ピック型(前頭葉側頭葉型)

パーキンソン病

手足のふるえ(振戦)、手足のこわばり(固縮)、動作が緩慢(寡動、無動)、転びやすくなる(姿勢反射障害)、が代表的な特徴です

片側の症状から始まり、他の部分へ進行する特徴があります。具体的には、じっとしている時に片側の手や足がふるえる(安静時振戦)、表情が乏しく抑揚の無い声になる、関節が硬く引っ掛かりを持つ(歯車様固縮)、立ち姿が少し前屈みで歩き方が小刻みである、歩く際に手を振らない、歩き始めや途中ですくむと次の一歩がなかなか出ない、すくんでも音や線をまたぐなどをきっかけに良くなる、身体がどちらかに傾く、字が小さくなる、等が運動症状として代表的です。精神症状には、気持ちの落ち込み、意欲、自発性の低下、夜間の不眠、認知の問題が知られています。自律神経症状には、便秘、よだれが多くなる、顔が脂ぎってくる、頻尿、排尿困難、汗が多くなる、インポテンツ、手足のむくみ、などの訴えが挙げられます。また、身体の痛みが起こる事もあります。

パーキンソン病ではドパミンの減少によってスムーズな体の動きが困難になっています。このようなパーキンソン病の四大症状としては以下のようなものがあります。

症状 特徴
振戦
(しんせん)
・手や足がふるえる
・パーキンソン病において最初に気づくことの多い症状
筋固縮
(きんこしゅく)
・筋肉がこわばる(筋肉が固くなる)
・関節を動かすと、歯車のように「カクカク」と軋む
無動
(むどう)
・全ての動きが遅くなる
・表情が乏しくなる、声が小さくなる など
姿勢反射障害
(しせいはんしゃしょうがい)
・体のバランスが取りにくくなる
・背中を丸め、前かがみの姿勢で歩く、字が小さくなる

パーキンソン病で表れる症状としてはこれら運動障害だけではありません。精神症状や自律神経症状も表れることがあります。

精神症状としては抑うつ状態、睡眠障害以外にも不安、幻視、記憶障害などがあります。
パーキンソン病による自律神経症状の中で最も多いものとして便秘があります。他にも排尿障害として、トイレが近い頻尿やおしっこが出にくい排尿困難などが起こります。血圧の微調整がきかない、さらに発汗や立ちくらみ、よだれ、あぶら顔、インポテンツ、手足のむくみなども起こることがあります。

パーキンソン病に類似した症状の出る主な病気(パーキンソン病関連疾患)は以下のとおりです。

  1. 多発性脳梗塞
  2. 特発性正常圧水頭症
  3. 多系統萎縮症・線条体黒質変性症
  4. 大脳皮質基底核変性症
  5. 進行性核上性麻痺
  6. レビー小体型認知症

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